基本理念

運営理念

手のイメージ

目的

めぶき園利用者の生きがいと豊かな生活を保障し、自立と社会参加を実現するために、生活・労働・余暇等に関する専門的な支援を提供し、めぶき園利用者の福祉の向上を図ることを目的とします。

運営方針

  1. 利用者の人権と主体性を尊重し、豊かな人生と自己実現をめざします。
  2. ご本人やご家族のご意見・ご要望を尊重し、個別プログラムをたてます。
  3. 安心感と信頼関係に基づき、チームワークによる一貫した支援を行います。
  4. プロとしての自覚に基づいて、専門性と援助技術の向上をめざします。
  5. 地域や社会との交流を深め、社会参加を図り、開かれた運営をめざします。
 

療育の基本方針

人権を守ることを基本理念に掲げて取り組んできましたが、体罰や暴力、暴言などのあからさまな人権侵害は無論のこと、利用者は自ら人権を主張することが困難なことから、職員は謙虚に自省的に行動し、利用者に対して敬意をもって接します。

手のイメージ

職員全員がコンプライアンスの重要性を認識し、早期に問題点を発見して、改善を図るとともに、リスクマネジメントの一環として、居室や食堂、トイレ、洗面所等の生活環境を安全かつ快適なものに整え、服装や身だしなみ、衛生に配慮し、健康増進と疾病の早期発見、早期治療に努めます。

食事は、利用者にとって大きな楽しみであり、栄養のバランスを考えた変化のある献立により、家庭的で味わいのある食事を提供します。

当園では、特定の療育技法にとらわれず、単に適応や行動が改善されればよしとするのではなく、自閉症スペクトラムに対する理解と学習を深めて、暖かく肯定的な態度で接することによって、安心感に基づく信頼関係を築き、援助者の姿勢や態度、援助技術の不断の研鑽を重ねて支援します。

人には生きがいを求める自己実現の欲求があり、利用者一人ひとり、年齢、能力、障がいの現れ方、性格等の個性があり、画一的な援助で事足りるわけではありません。生きがいとしての活動や福祉的就労の場を提供するとともに、より豊かな暮らし、生きがいを保障するために個別支援プログラムを策定し、職員の総意と共通認識に基づいて実践します。

 

重点課題

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  • 人権の擁護と倫理観の確立

    倫理綱領や行動規範に基づき、利用者の人としての尊厳が守られ、豊かな暮らしと自己実現が図られるよう、確固たる倫理観と使命感に基づいて支援します。

  • 自立と地域生活への移行

    自立と地域生活に必要な働く力、余暇を楽しむ方法、金銭管理や調理実習、清掃、洗濯、整理整頓などの生活力を身に付けられるよう支援します。

  • リスクマネジメントの取り組み

    職員全員がコンプライアンスを認識し、早期に問題点を発見して改善し、安全で快適な環境と質の高いサービスの提供を目指します。

  • 健康管理及び健康増進

    定期健診及び日常の健康チェックにより、異常の早期発見に努め、バランスのとれた食生活や適度な運動により、成人病を予防し、健康増進を図ります。

  • 選択と自己決定の尊重

    バイキング食、選択メニュー、外食、買物などの機会を通して、利用者全体が意思を表明し、選択や自己決定の機会を提供します。

  • 各種(生産、療育、クラブ、余暇)活動及び就労支援の充実

    生産活動は、絵画・造形、食品加工などの新たな活動を取り入れ、専門家(アドバイザー)を配置し、担当職員を専任化することで活動内容の充実を図ります。