事業内容

グループホームかわしまについて

グループホームイメージ

平成18年に、障がいを持つ人が地域で安心して暮らせる社会を実現するという理念の「障害者自立支援法」が施行され、その後政権交代や政治の情勢により、平成25年4月には「障害者総合支援法」が施行されました。大きな方向性は変わらず、当法人でもその理念の実現のため、第一歩として「めぶき園」の利用者が地域で暮らせる場所として「グループホームかわしま」を設立しました。グループホームは障がいを持つ人が共同で生活をする場所です。グループホームかわしまは定員10名です。平成19年3月から5名が少しずつ地域生活の練習を始め、平成21年には10名が試行的に生活を始めましたが、新しい環境にはなかなか馴染めない自閉症の利用者も、少しずつその生活に慣れてきました。そして平成22年1月新体系移行により、正式に「グループホームかわしま」が誕生しました。日中は仕事や活動に出て居ませんが、朝と夜は宿直の職員の他、早番と遅番、食事担当、入浴担当の職員が交代で入りバックアップし、「グループホームかわしま」で一緒に生活します。

法人としても初めてのグループホームで、地域の方々にはいろいろとご指導いただくことも多いと思います。地域の秋のお祭りなどにも利用者と共に参加させてもらっていますが、今後も出来る限り地域と交流していきたいと考えておりますので、「グループホームかわしま」を宜しくお願いいたします。

 

自閉症利用者の特徴

手のイメージ

自閉症と一口に言ってもその特徴は様々で、利用者が30人いれば30人それぞれに特徴があります。知的に遅れのない人もいれば、言葉のない人もいますが、他者とのコミュニケーションが取りにくいという特徴は共通しています。

「グループホームかわしま」の利用者は、日中は外部の職業実習に出ている方が2名、平成22年5月にスタートした「どんこの里いぬかい」で11名、「生活介護 なごみ工房」で1名が活動しています。(平成29年度現在) 普段の生活は、関係の取れた職員が近くにいれば、ほとんど問題なく生活を送ることが出来ています。

特徴として、状況の変化には弱く、急に予定が変わったり、生活環境に変化があったりすると、対応できずに落ち着きがなくなったり、大声を出したりということが見られますが、これまでの「めぶき園」での生活の中でかなり対応できるようになってきました。自閉症独特のこだわり行動はそれぞれに持っており、いろいろなものを収集したり、特定の物事への興味に執着することがあります。シールやテープが大好きで、剥いではいけない物を剥いで困ったりすることもありますが、物をきちんと並べずにはおれないようなこだわりは、いつもスリッパがきれいに並べてあって、職員が助かったりすることもあります。

職場では淡々と仕事をこなしており、単調な仕事をするのは職員よりもずっと上手に続けることができます。周囲の刺激には弱いので、このグループホームでの生活はめぶき園での集団生活よりも刺激が少なく、より落ち着いた快適な生活が送れています。

挨拶などは我々よりも元気よくできる利用者もいます。出会ったら声をかけてみて下さい。反応のないこともあるかもしれませんが、人と接することは彼らにとって必要なことです。温かい目で彼らの成長を見守って下さるとありがたく思います。